私たちは、粗末に扱われる小さな命が無くなるよう適正飼育・終生飼育の推進を行っています。
国内の犬猫飼育数は、人間の子供の数を大幅に上回っています。
しかしその反面、何万匹もの犬猫が殺処分されているのも現実です。
近年うさぎは犬猫に続き飼育数も大幅に増え、それに比例し、捨てられるうさぎも増えており、
100匹を超える多頭飼育崩壊も起きています。
知識のないまま飼う人も多く、結果「大きくなったから」「お世話が大変だから」と簡単な理由で
手放す人もいます。
小学校等の教育機関でも、あいまいな知識によりエサや水も満足に与えられず、病気になっても
治療されないまま衰弱していくうさぎたちがいるのです。
正しい飼育知識と終生飼育。
命の大切さを正しく理解していれば、消えることのない命がたくさんあります。
どう行動するかは自分次第です。
でも、知ることはとても大切なこと。
形あることでなくても、一緒に暮らすことが出来なくても、命のために出来ることはあります。
ひとりひとりの力は小さくても、それぞれが自分に出来ることを始めれば、とても大きな力に
なります。
リバティでは、パネル展やセミナー開催のほか、うさぎとの暮らしがより良いものとなるための
店舗型事務局「SPEAR(スピア)」の運営、うさぎと暮らすご家族だけでなく、様々な方が学べる
ワークショップの開催を通して、人や地域にも貢献することを目的とし、うさぎを取り巻く様々な
問題を「知ること」「考えること」のきっかけになるような活動を続けております。
一般社団法人リバティ 代表 藤田 敦子
一級 愛玩動物飼養管理士
第二種動物取扱業 登録済み
こどもの頃、ノラ犬に噛まれてから動物が大の苦手なまま大人になりました。
ある日、激しい動物愛護家さんと出会い、更に動物が苦手に・・・
一般家庭で不本意に繁殖された売れ残りのウサギを飼い始め、人生が180度変わる。
自分がそうだったからこそ、動物が苦手な人の気持ちも分かっていたいと思います。
青少年育成や多言語ラジオ番組制作、目の見えない方への音訳や数々の犬猫保護に携わる方々のお手伝いを経て、活動をスタートいたしました。
人間と動物がうまく共存できるように、押し付けではなく、冷静に活動していきたいと思っています。
2007年7月 うさぎのための啓蒙イベント「うさぎSUMMIT」個人開催を機に本格的に活動開始
2010年11月 NPO法人ディブル設立(2017年3月活動終了)
2017年5月 一般社団法人リバティ設立
5歳で迎えたウサギを13歳の大往生で見送り、老犬との暮らしを経て、現在猫2匹(夫1人)と賑やかに暮らしております。